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宮古島の方言だから、こんなに楽しい話になる!

宮古島の方言にも本土の言葉と同じ言い方があるけど、意味がぜんぜんちがうから、こんなことになってしまった!

宮古島の方言を使った話の中には、他の土地に住む人もその話の意味がわかると、楽しくなる話がたくさんあります。

ほかにも宮古島の 「方言おもしろ話」 を知っていたら、教えてください。
 宮古島の方言をもっとくわしく知りたい人は、こちらの 「方言の広場」 を見てください。
 「方言おもしろ話」 に関する著作権の取扱につきましてはこちらをご覧下さい。
 
 
「うすめる」って言うからそうしたら、とっても濃(こ)かった話
  本土で働いている娘が、宮古島の年老いた両親のためにとっても美味しいと評判の濃縮ジュースを小包で送りました。
受け取った父親が小包を開けると、たくさんの缶ジュースとメモがありました。 そのメモには「このジュースは、2倍にうすめて飲んでね。」と書いています。

これを読んだ父親は 「このジュースは、ずいぶん変わった飲み方をするもんだ。 2倍に“うすみる”のか」と、早速娘に教えられた通りに缶を開け、身体をう〜んと前に深く倒し“うすみる”(宮古島の方言で“前かがみになる)と、ジュースを飲み始めました。

これまでに味わったことの無いような、とても濃厚な味のジュースにビックリした父親は「2倍 “うすみる” と、こんなに濃い味になるのか!」 と関心し、すぐに2缶目を開けました。
 
お気付きですか? 娘さんがメモで書いた「うすめる」は、宮古島で「前かがみになる」を意味する “うすみる”にとても近い響きなので、このような面白話ができました。
  「うすめる」話  その2

宮古島に住むかんゆうおじいが、風邪をこじらせて病院にいきました。 お医者さんが診ると、それほど心配する症状ではないようです。
お医者さんは、飲み薬をもたせて自宅で休ませることにしました。

「このお薬は、2倍に薄めて飲むんだよ」 と言うと、かんゆうおじいは「2倍 “うすみて” 飲むんですか?」 と少し納得のいかない表情で聞き返します。 お医者さんは 「はい、そうです。 朝、昼、晩、1日3回ですよ。 お大事に。」 と言いました。

家に帰ると、おじいはお医者さんに言われたとおり、普段の挨拶の時より更に深〜く腰を “うすみる”と、1日3度うやうやしく水薬を飲みました。

ところが次の日、変な薬の飲み方をしているのを見たおばあが、「おじい、なんで拝んで薬飲んでるか〜?」 と聞くと「この薬を飲む時は2倍 “うすみる” と医者の先生が言ってた」 というのです。
おばあはすぐにおじいが勘違いしていることがわかり、今度はちゃんと2倍に薄めた水薬をゆったりと座らせて飲ませてあげたそうです。

   
 
うすみる” 話は最近読者より寄せられたものを、宮古島キッズネットが子供向けに編集したものです。
   
 
しりとり遊びならぜったい負けない、宮古島の子どもたち
  宮古島の子どもたちが、しりとり遊びをしていました。

りんご → ごはん → ん〜ぶ(おへそ)→ ブタ → タヌキ → キリン → んむ(イモ) → ムクドリ → リボン → ん〜かじ(ムカデ)→ 自転車 → やかん → んぬぅつ(命)→ つばめ → メダカ → カメレオン → んむっし(おもしろい)・・・・・・・・・

「え〜っ、まだ続くの?」
本土から宮古島に遊びにきていた家族が、このようすを見て 「信じられない!」 という顔で驚いています 。
「これって、しりとり遊びをしているのよね?」と、お母さんらしい人が聞きます。
「はい。」と、元気に答える宮古島の子ども。
「何回も、“ん”が出てきたよね?」
「はい。」
「でも、続いていたでしょう。」
「はい。」
「それで、“ん・・なんとか、って言っていたわよネ?」
「はい。」
「おばさんにはわからないんだけど、それって、新しいしりとり遊びなの?」

ここまで2人の会話を聞いていた、宮古島の子どものお母さんが教えてあげました。

「宮古島の言葉には、“ん”ではじまる言葉が たくさんあるから、“ん” は行き止まりではないんです。 子どもたちも、その “ん”で始まる言葉を使うのが面 白くて、こうやってどこまでも終わることのないしりとり遊びを楽しんでいるんですよ。」

宮古島の子どもたちが何をしていたかがやっとわかった家族は、ビックリ。
「宮古島の言葉って、すごいんですね!」 とすっかり関心し、
「私たちにも、“ん”で始まる宮古島の言葉を教えてください。」とたのみました。

そこで、そこにいた宮古島の子どもたちと家族の人が、“ん”で始まる言葉をできるだけたくさん思い出し 、メモして本土から来た家族にプレゼントしました。
 
この時みんなで見つけた、“ん” で始まる宮古島の言葉がこれです。

んみゃ〜ち (いらっしゃい)、 んまむぬ (美味しい)、 んむっし (おもしろい)、 んむ (イモ)、 んむてぃあ〜 (いっぱい)、 んま (おばあ)、んまが (孫)、 んまっふふぁ (親子)、 んまり (生まれ)、 んきゃ〜ん (昔 )、 んぬぅつ (命)、 ん〜ぶ (おへそ)、 ん〜かじ(ムカデ)、 んな (そう)、 んま (今)、 んじ (どれ)、 んじぅが? (どれを?)、 んにゃだ (まだ )、 んつぁ (そうだ)、 ん〜よう (そうです)、 んなまんてぃ (急に)、 んさ (やめとけ)、 んば ( いやだ)、 んぎゃまっさ (うるさい)、 んびゃ〜いん (がまんできない)、 んまぬぱ (南東)、 んきゃどら (荷川取)

このほかにも、“ん”で始まる言葉を知っていたら、宮古島キッズネットに教えてください。
     
 
宮古島には “ん”で始まる方言がたくさんあるので、「しりとり遊び」で負けない、という話は以前より多く語られています。 しかし、物語風のものがまだ見つかっていませんので、宮古島キッズネット創作によるオリジナル・ストーリーで、この話の面白さをまとめてみました。
   
 
「わ〜」 は、「わー」 でなく 「わ」 のこと
  ショウゲンおじいが家に帰って、いきなりカマドおばあに「いまどきの幼稚園は、なんてバカな歌を子どもに教えているんだ!」と、かんかんになって怒っています。

カマドおばあが怒っている理由を聞くと、「幼稚園の横を通ったときに、子どもたちが先生といっしょに「わ〜になって、わ〜になって・・・・・」 と歌っていたというのです。

それを聞いたカマドおばあは、おじいが 「わ〜」 を「わ= 輪」 でなく、宮古島の言葉の 「わー = ブタ」 と勘違いしているんだとすぐにわかったので、

「あがい、おじい 『わ〜』 は、『わー (ブタ)』 の『わー』 でなく、『わ(輪)』 の 『わ〜』のことさ〜」と教えてあげました。
  おばあは「わー」 しか言っていないけど、これだけで意味が通じるんだからすごい。
 
 
 
宮古島にはこのようにとても短い言葉がたくさんあるので、ひと文字だけをつないで会話にして遊ぶこともできます。
   
 
チビがデカくなってる!
  お母さんが、鏡(かがみ)で後姿を見ながらため息混じりに「アガイ〜、チビが大きくなっている!」 と言いました。
ペットの 「チビ」 のことを言っているのならわかりますが、鏡に映(うつ)った自分を見て言っているのですから、他の土地からきた人には「チビ(小さいの)が大きくなっているって、何のことだ?」 と不思議に思うでしょうね。

  宮古島では「チビ」は「おしり」のこと。 お母さんは鏡を見て 「あ〜いやだ〜、おしりが大きくなっている!」と嘆(なげ)いていたのです。
 
お母さん、天ぷらばかり食べてないで、ダイエットしないと・・・・。
   
 
あしを、食べて下さい
  ハル子おばあの家に、本土から遊びに来た学生たちが泊(と)まりました。
次の朝ハル子おばあは、おいしい朝ごはんをいっぱい作ってみんなを起こし「ハイ、あしをふぁい」と言いました。 

でも学生たちには何のことだかわからないので、キョトンとしています。 そこでハル子おばあは、「あ〜そうか、本土の人たちには丁寧(ていねい)に言わないと通じないんだね〜」と思い、「あしを、食べて下さい。」 と、言いなおしました。 「エ〜、宮古島では足を食べさせるの? ここは恐怖の館(やかた)か?」と思ったかどうか? ? ?


  「あし」は宮古島の言葉で 「朝ごはん」、「ふぁい」は「食べて」という意味です。 
 
ハル子おばあはせっかくていねいに言い直したけど、もう一歩足りなかった・・・残念。
   
 
かなしいピンザ(ヤギ)の話・・・・
  ひろきという子がね、学校でヤギのことを勉強したあとで、先生がヤギの寿命(じゅみょう)を調べてくるように宿題を出したって。 
「あ〜かんたん、いつもヤギの世話をしているおじいに聞けばすぐわかるはず。」 と考えたひろきは、畑から帰ってきたおじいにヤギの寿命を聞くと、意外にも 「わからん」 という返事。 

びっくりして、近所にいるトシおじい、タケオおじい、マサルおじいに聞くけど、みんな 「ヤギの寿命なんて、わからんよ〜」と言ったそうだ。 

「なんで? みんな長いことヤギを飼っているのに、なんでわからんか?」 と、ひろきは不思議に思って、夜仕事から帰った父さんにその話しをすると・・・・

「その理由は簡単さ〜。 おじい達が答えられないのはね、宮古島のヤギは寿命が来る前に、みんなおじい達が「ヤギ汁」にして食べてしまうからだよ。」 と、こっそり教えてくれました。

  宮古島のおじい達は、本当にヤギの寿命を知らないようだ・・・・。
 
ヤギの寿命やヤギのことをもっと詳しく知りたいときは、「ヤギの広場」 を見るとすぐに答えが見つかります。

宮古島には、ピンザの怖い話 「ガングリ・ユマタの片足ピンザ」 があります。
「ガングリ・ユマタの片足ピンザ」 は、こちらで読むことができます。

宮古島には、ピンザの話しがこのほかにもたくさんあります。 あなたの知ってるピンザの話しも教えてください。
   
 
う・な・ぎ
  今から40年くらい前、宮古島にうなぎの養殖場(ようしょくじょう)があったそうです。 ある日、本土から養殖場に視察団(しさつだん)がやってくることになりました。
でも宮古島の人たちが考えたことは、「宮古島の言葉で説明したのでは、きっと誰も分からないと思うよ」ということでした。 

そこで急いで、本土から帰ってきたばかりの島の若者に案内役(あんないやく)をたのみました。
いよいよ視察の日が来ました。 若者も上手に説明をしています。 宮古島の関係者の人たちも、ほっと一安心です。

その時、視察団の一人が「稚魚(ちぎょ)は1年で、どれくらいの大きさになりますか?」と聞きました。
すると青年は、親指と人差し指をいっぱいに開いて「うなぎ」と元気に答えました。 横でこれを聞いた宮古島の人たちは、いっせいにのけぞってしまいました。

でも視察団の人たちは、「さすが暖かい宮古島だ。 稚魚は1年でうなぎになるんだ!」と感心しました。


なぜ宮古島の人たちがのけぞったのか、わかりますか?


宮古島の言葉で「うなぎ」とは、「これくらい」 ということです。 青年は、指を使って稚魚の大きさを説明したつもりなのですが、うっかり宮古島の方言で、「うなぎ」 と言ってしまったのです。
   
 
いつも話している言葉は、やっぱりとっさの時に出てきます。 面白いのは、本当は全く意味がちがうのに通じてしまうことです。
   
 
宮古島の人をさがしたい
  宮古島から本土に就職(しゅうしょく)した娘さんがいました。 引っ越したばかりで友だちもいないので、すっかりホームシックになってしまいました。 そこで毎晩のように、宮古島のお母さんやオバアに電話をしていました。

ある日電話でオバアが「都会にも、きっと宮古島出身の人がいるはずよ。 さがしてみるといいさ〜!」 と言います。 

娘さんが「こんな広い都会で、どうやって宮古島の人をさがすか?」 と聞くと、オバアはいとも簡単に「水をかけると、すぐにわかるよ。 “あいじゃ” と言ったら、宮古の人に間違いないからね。 やってみるといい。」 と言いました。


宮古島では、水がかかった時だけに使う言葉が 「あいじゃ」です。
 
オバア、簡単に言わないでよ! 水なんかかけたら、叱(しか)られるでしょう。 オバアのアドバイスは、たまに危ないことがあります・・・・・・
   
 
「やましたか?」 「いえ、木下です」
  これは、オジイやオバアの若い時から言われてきた宮古ジョークです。
宮古島のオバアが、東京に行ったそうです。 そこで初めて電車に乗ったら、ゆれるのでびっくり。 バランスをくずしてしまって、隣(とな)りに立っていた若い男の人の足をふみつけてしまいました。
オバアがあわてて 「やましたか?」 と宮古の言葉で聞くと、この青年は「いえ、木下です」と答えました。


オバアの言った 「やましたか?は、宮古の言葉で 「痛(いた)め ましたか?」 の意味ですが、「山下さんですか」と聞かれたと思った青年は、「いえ、木下です」と自分の名前を言ったのです。
 
面白かった? 拍手いくつもらえるかな?
   
 
「うまと、くまと、かまが・・・」
  これは病院に来た伊良部島のオバアの話です。 先生に「どうしましたか?」 と聞かれたオバアは、いつも通り宮古島の言葉で「うまと、くまと、かまが痛い!」と言いました。 たまたまお医者さんは本土から来た人だったので、「え〜っ、この島には熊(くま)もいるんですか!」とおどろいたそうです。


宮古島では、 うま=そこ、 くま=ここ、 かま=あそこ、ですから、オバアは「そこも、ここも、あそこも痛くて!」と先生につたえたかったのです。  
 
オバア、元気になったかな・・・
 
 
「先生、ヤドカリ骨が痛いんです」
  これもお医者さんとオバアの話です。 宮古島では、体の部分を表現する方言が豊富にありますので、細かな部分まで方言で言うことができます。

それではオバアの言った “ヤドカリ骨” ってどこにあるのでしょうか? オバアはほんとうは宮古島の言葉で「アマンブニが痛いんです」 と言いたかったのですが、この先生が本土から来た人だとわかったオバアは、本土の言葉で言おうと考えました。

宮古島の言葉でアマンはヤドカリのことですから、「ヤドカリ骨が痛いんです」と言いましたが、先生はそれでもどこの骨かがわからないので、看護婦さんに聞いて教えてもらったそうです。


宮古島の方言でくるぶしの骨のことを、ヤドカリの貝殻の部分に似ているのでアマンブニと言いますが、アマンだけを訳してあげても、先生にはくるぶしをイメージすることができなかったようです。
 
オバア、かなりいい線いってたけど、チョット ザンネン!
 
 
「コーヒー オア ティー?」 「ノーティー」
  これは、宮古島に生まれたことをとっても誇り(ほこり)に思っているおじさんの、初めての海外旅行の時の話です。 国際線の飛行機にのると、スチュワーデスの人もやっぱり外人でした。
離陸してしばらくするとスチュワーデスの人が席をまわりはじめ、おじさんのところにも来ました。

そしてニッコリとほほえむと「Coffee or Teaコーヒー オア ティーコーヒーか紅茶、どちらにしましょうか?)」と聞いてきました。

外人の人から話しかけられるのがはじめてのおじさんは、思わずいつも使ってる宮古島の言葉で「ノーティー?何ですか?)」と聞き返しました。 

そしたらスチュワーデスさんがニッコリわらって、「OK,Coffee」(わかりました、コーヒーですね)」と言ったあと、さらに「Cream and Sugar? (クリームアンドシュガークリームとお砂糖は必要ですか?)」と聞きました。 

こんなにたくさん聞かれると思っていなかったおじさんは、あわてて宮古島の言葉で、「ノーシイガー何してる?)」と言ってしまいました。

するとスチュワーデスさんはニッコリうなずいて「OK, You don't need sugar. (わかりました、砂糖はいらないのですね)」といって、コーヒーを持ってきてくれました。

コーヒーが大好きなおじさんは、「なんかよくわからんけど、うまくいったね。」と大満足。
 
わかりましたか?
宮古島の言葉で 「何ですか?」の
「ノーティー」は英語のNo Tea紅茶はいりません」にも聞こえますし、「何してる?」の「ノーシイガー」は英語のNo Sugar 「砂糖はいりません」に聞こえるので、スチュワーデスさんも、宮古島のおじさんがちゃんと英語で答えてくれていると理解したのですね。

ほんとうはスチュワーデスさんが誤解(ごかい)したのですが、宮古島のおじさんは、宮古島に帰ってからみんなに「海外旅行も、心配ないさ。 宮古島の言葉でOKだったよ!」 と、みんなに自慢しているそうです。
 
宮古の言葉は、ひょっとしてインターナショナルなのかもしれないよ。
   
 
「あら! ビーヤだわ」
  都会に長く住んでいる宮古島出身のおねえさんが、久しぶりに島に帰ってきました。 オバアの家に遊びに来たおねえさん、言葉もすっかり都会風になっています。 オバアと話をしながらおねえさんは 「宮古の言葉、なつかしいわね。 わたしは方言なんか忘れちゃって・・」 などと話していると、目の前をゴキブリがさっと横切りました。

それを見たおねえさんは、おもわず 「あら! ピーヤだわ。」と言いました。
これを聞いたオバアは手をたたいて笑い、「あんた、いまでもりっぱな宮古の人さ、ほめてあげるよ」
と大喜びしました。


伊良部島の佐良浜地区では、ゴキブリのことを 「ピーヤ」 といいます。 おねえさんは長く都会で暮らしていても、子供の頃使っていた宮古島の言葉がおもわず出てしまうんですね。
 
オバアは本当にうれしかったと思うよ。 島の言葉は、島の心を伝える宝だからね。
   
 
「パー(歯)と ティー(手)に来てね」って言われたけど?
  孫が大好きなオジイに 「今日はボクの誕生パーティだから、ぜったい来てね」、と言いました。 これを聞いたオジイ、さっきまで幼なじみの正雄オジイと話していたので、バリバリの宮古ことばモード。 
パーティと聞けば、まず頭に浮かぶのがパー(歯)とティー(手)でした。

宮古ことばモードのまま、「ウリャ ノーガ?(それはなにか?)」 と聞くと、さすがオジイとの付き合いになれている孫は、すぐにオジイの聞いていることがわかり、「みんなで、ごちそうを食べて楽しむわけさ」と、おしえてくれます。 

それを聞いたオジイ、「ごちそう食べることが、何でパー(歯)ティー(手)か?」と心の中で思いましたが、 「そうか! どんなごちそうも、歯と手を使わないと食べられないもんな。 最近の子どもは面白いことを言う」となっとくしました。


宮古島の方言は独特で、日本の本土の言葉や英語にもあてはまるものがあって、このようなエピソードがたくさんできました。
 
オジイの話はさいしょはむずかしいけれど、ゆっくり教えてもらうと面白いことがいっぱいあるよ。 オジイの話もたくさん聞いてみよう!
   
 
「方言おもしろ話」 に関する著作権の取扱につきまして
「方言おもしろ話」 の元になっている話の多くは、宮古島キッズネットの読者より投稿されたものを運営本部が児童向けに編集し、公開しています。
これら 「方言おもしろ話」 の中で、 もし元となる話の著作権をお持ちの方がおられましたら、著作権登録のコピーとともに宮古島キッズネットの運営管理部までご連絡下さい。 著作権の確認ができ、教育目的での掲載にご同意頂きました著作物には、作者のお名前をクレジットし掲載させていただきます。



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